ディヤーズ ・アーカイブス / 2002年_#29

初めての人でも、じぶんの手で楽しんで靴をつくるトコロ

靴にかかわって、50年、半世紀いいつづけてきたコトは、既製靴のフット フイッティングにかかわる問題である。製造業界のなん人かに「どれぐらいの人が満足しているとおもうか」と問うてみたが、あくまで感でいっているのだが、そのカバー率は、だいだい30%ぐらいにおちつく。一方、「靴が合わない」をインターネットで検索すると、およそ1250万ヒットする。この事態を既製靴業界の中枢は70年、放置していることになる。フット フィッティングのカバー率をあげるには、製靴の技法開発も必要だが、ただ「足囲」を一系列だけですませないで増やせぱ、増やすほどカバー率があがるはずである。基調足囲の「E」だけはいくつかあるが、J I S 規格の「S」は、 Standardの「S」なのだから、業界中枢が時間をかけて基本靴種の足囲を増やすことに努めなければならないはずだ。それは足囲を増やせば在庫も増え、それをもちこたえるだけの製造元、問屋、流通には、資力はないからである。
このような既製靴業界の事情のなかで、とくに仕事で履く女子用のプレーンパンプのヒール高4センチと6cmのヒールパンプ( 足長 19,5,0 〜27,0 の10サイズ、足囲 A〜Fまで、カラーが24色 )の足長、足囲を合わせて144足のフルサイズを常備在庫があるショップがある。業界での評価は、あまり聞こえてこないが、戦後、既製靴業界にとって歴史的快挙であり、ボクが願ったいたことでもあり、ひとつの靴種でも足長、足囲のフルサイズ構成は、「靴が合わない」、切実な問題をかかえている人にとって、いちど訪れ相談をしてみてはどうか。
バンプスメソッド研究所 http://www.pumps288.jp
ボクが既製靴業界から離脱して手づくり靴へ移行した原因は、既製靴ではフット フィッティングの問題は解決できないと思った絶望感であった。

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