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2015/ Dec _ 19

笑顔をつくる場・ワークショツプ

ワークショップは、一口でいうと、この笑顔をつくる場だと思っている。

20151219_1:600

ディヤーズ歴、6ヶ月、S・O さんにとって、はじめての一足。

20151219:2:600

一足つくるのに6ヶ月(週一で3時間だから延べ72時間)もかかるの・・・

という向きもあると思うが、効率合理分業でいかに短時間で一足つくるか

を評価する既製靴とちがつて、ひとり手づくり靴は運針のように一針、一

針、細部にわたり気をくばり、この靴のように、はじめてつくる靴として

は荷の重い靴を、あえて試みとすると、刻々の時を積み重ね身体にしみこ

んでいくようなつくり方も、おおいに評価されてなければならないと思っ

ている。

モゲ・ワークシヨツプは、かって浅草の職人大御所に「素人に靴が出来る

か!」と一喝されてたが、この言葉を反語にして、素人でも、しかも、は

じめての一足でも、ここまでつくれることを現実にするワークシヨツプを

32年間つづけている。

靴をつくるだけではなく、歩行の偏りをできるたせけ少なく身体に過負荷

をかけない手だてを dymoco インソールの技法で補う足底挿板を装着し

ている。

「なんで、こんなに軽いんですか」と、つねに問われるが、手づくり靴

は、フットフィッティング(静的評価)とグッドウォーキング(動的評価)

が一体融合させる、つまり「靴の身体化」が手づくり靴の技法の本義と

思っている。

手づくり靴は技芸技能をひれつかせることではない。

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2015/1219 pm 2:00

カテゴリー:日々考日 | Edit

2015/ Oct _ 26

 はじめての靴

20151026_600

ディヤーズ歴、n・k さん。ちょうど4ヶ月目で、はじめての靴が履けるまで

なった。

けして「できあがった」などとは言わない。

足入れして、歩く。不具合がないか、つくった本人がたしかめる。まだ外で

の路上歩行できないので、万全の評価はではないが、靴はつねに途上にある

とする認識がなければならない・・・といつも思っている。

手づくり靴は、文章にたとえれば「・・・、」読点で、「・・・。」と終止

符をうつわけにはいかない。

足いれ(静的評価)は、すぐできるが、歩き(動的評価)の歩行バランスの偏り

からくる不調和は、あらかじめ足底挿板(DYMOCO システム)による補正を

ほどこしてあるが、時間がいる。不都合はそのつど手をいれなければならな

い。

経年で靴に不具合が生じたら修理の手を入れる。だからいつまでたっても

「・・・、」なのである。

「・・・、」と「・・・。」の在り体は、前者が手づくり靴で、後者は「既

製靴」。手づくり靴であっても、あらかじめつくりおきする靴とか「○○

展」などに出展する作品なども「完成品」にしなければならない。

手づくり靴と既製靴は、なにからなにまで非対称としてとらえなければ、手

づくり靴は意味をなさない。

n・kさんはサイズ 27,0 センチ相当、手にもつとズシッとくる。

それなのに履くと「なぜこんなに軽いんですか」と聞かれる。

フット フィッテングとは、靴と身体が分離してなくて、身体と一体になる

つまり身体の一部になるので、体感重がゼロになると説明する。

はじめて靴をつくる人は、つくるプロセスを経て、いろいろなコトを頭では

なく身体で感じとる大切さを知ってほしい。

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2015/1026 pm 6:00

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