DIYライフ / アーカイブス・2003年_#40

じぶんの手で生活をつくる。靴もつくる。

2017年11月9日のfbで横尾忠則の一文である。
絵は原画を見なければいけない。図版では絵を見たことにならない。絵は絵具や筆さばきを見なければいけない。
主題はどーでもいい。
様式もどうでもいい。
如何に描かれているかを見なければいけない。
もっといえば、それだって、どうでもいい。
いかに生きるかを見なければならない。
つくり手は、このおわりの一行を噛みしめるがいい。
ある靴技養成機関の卒業創作展での作品と称する靴からは、どう生きようとしているのか、何もみえてこない。ただ、これでもかと、技芸技巧のてんこもり。
私淑する内橋克人氏の言葉に「匠は、より善く生きることのできない、その技術はつたえるべきてはない」とある。
技はワザ、術はスベ。生きるスベを具現するワザが技術となる。靴は身体化する技法であって、技芸技巧をつくす技法だけでは生きるスベはない。
既製靴界の靴技養成機関の育成の内実は、結果として技芸技巧の評価だけで、100年1日のごとく、ただ惰性でやっているようにし見えない。

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