リアル フィッティング・靴の身体化

いま、シュー ワークショップには、3人の理学療法士が、じぶんの足の定性、定量データを具体する靴づくりをしている、すでに2足目のをつくりおえた T・N さんに感想を聞いてみる。
フィッテイング調整とバランス調整をほどこした、今まで履いてきた靴(既製靴)の具合と、つくった靴の具合は、比べものにならないほど、まるでじぶんの足そのもの・・・靴のフィッティングって、こういうコトなんですね・・・と返ってきた。
手づくり靴の技法が目するのは、いかに「身体化」できるか、ここが「靴に足を合わせろ技法」と「足に靴を合わせる技法」の境目ですが、T・Nさんは、この感じを既製靴にフィード バックする工夫をしてみたい・・・とつけくわえた。


リアル フィッティングとは、どういうコトなのか、真の意味を反芻する意味で、理学療法士、シュー フィッター、シューケアを職能とする人に、靴づくりをして、みるコトを勧める所以なのです。
「足に合わない靴」の障害は、これから益々社会問題化するでしょうし、また社会問題化しなければならないと思うと、シュー フィッティグの問題は、いち専門職能団体域の「閉ざされた技能」から全体社会にとって有意な「開かれた技能」に、学術体系化が喫緊の問題だと思いますが・・・
今では、既製靴に足を合わせるシュー フィッティングの職能は、既製靴の補完技法として社会的にも認知され、靴販売の「現場」で有効実践されていると思いますが、その「現場」での足の定量データ、足長、足囲、足幅の計測値と、靴のデータ(足入れサイズ一つ、あっても足囲記号のだけ)と照合しようがなく、さらに、既製靴のJIS規程コード表との照合したしたトコロで、そんな靴はあるわけでもなく、「現場 = リアリティ」にとっては、齟齬きわまりなく、全くのフィクションでり、現場に則した合理的技法とはいえない。
そこで、提言しているのは、フィクションであるJIS規格コードはコードとして、靴の木型のデータ表示、
例えば女靴「足入れサイズ230、靴長サイズ240、足囲サイズ225、足幅83(単位ミリ)」と、木型の実数値にすれば、現場では足の計測値と照合ができ、どの程度フィッティング補正すればいいか即応できるはずでです。
このことは即座にできるコトであり、「足と靴のいい関係」を希求する社会的要請として促進しなければならないと思いますが・・・
そして、シュー フィッティングが十分に施され、さらに歩行時の足もとからのバランス調整の技法と相まってシュー フィッターからシュー アジャスターへと「靴と足にいい関係」のために技法統合されるのは次時代の靴の評価として必然のなりゆでしょう・・・

 

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