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2014/ Aug _ 16

 手づくり靴と括っても

世俗におもね、世の中には威張れるモノコト市場がある・・・

とくに男の性の属性は「何かにつけて威張る」ことなので男の上位承認

欲求を満たすには、上下に差別する市場をつくればいい。

だから伝統、古典、優雅と謳いあげ、上質素材と年季のかかる手縫い革

底は、まさしく格好なアイテムで、ヨーロッパの有名ブランドが牽引す

る権威あるハイクオリティ・グローバルな高級靴というコトになる。

だから、この手の靴のつくり手は、威張れる。

まことに権威主義と事大主義の蜜月関係といえる。

こんなスノッブな生き方を否定して、既存市場と論理と決別し、自らの

生活域での靴つくりを介して、生き方、仕事、暮らしを、手の働きで繋

げていく土着的な靴づくり、言うなればロークオリティのコミュニティ

という小さな単位で生き活きと生きていく。

ロークオリティは手から手へ、平易に参加でき過程を楽しむ「手の掌コ

ミュニティー」の生成こそ、これからの手づくり靴のムーブメントの

中心になるはずだ。

考えてみると「なるはず」ではなく、すでに「なっている」と言える。

ハイクオリティのグローバル化でのコミニュティーの生成は、上位承認

欲求のより高見を競うスノッブには無縁のコトであろう。

手づくり靴を、ローテク、ハイテクの2つの領域に分解してみたが、こ

こで気づかなければならないのは、人の集まる、人が集まれる、そして

共に在る「場 = コミニュティー 」いうリアルを、靴づくり介して・・・

つくれるか、

つくれないか。

ここにかかっている。だからワークショップ が必然となる。

こと靴づくりに関して言えば、フィクション (物語 ) のつくれない

ちまちました靴作家、どうだ、まいったかと威張る技能技芸の巧みたち

の独然 (あえて独善としない) は、「出場」はない。

浅草の地域振興の会場で、デモっていたローテクな平易なサンダルづく

りに人が集まっている風景は、このコトを如実に物語っている。

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2014/0816

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