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2014/ Aug _ 06

 アートかナチュラルか

靴つくりの材料仕入エリアになつている地下鉄銀座線・浅草駅プラットホーム

の壁面に三善堂(仏具)の電飾看板がある。そのヘッドコピーが・・・

「心は形をもとめ、形は心をすすめる」とある。

靴のつくり手なら目にしない人はいないだろう。

この言葉をうけとめ、内面化するつくり手は、どのくらいいるだろうと思って

いるが・・・

多分、ほとんどいないのでなかろか。

つくる = 作る、造る、創る。

漢字をはめると、このようになる。

「モノコトを『つくる』」とは、その『本質』「『普遍』をもとめ、どう生

きるか」、この道程に道しるべを打ちこむ作業であり、より「自由へ」心をと

きはなつモノコト(形象)を、アートの概念だと思っているので、この佛語

「心は形をもとめ、形は心をすすめる」は、まさしくアートの概念と同義にな

る。

きょう日、みわたすところ・・・

靴を作る、

靴を造る人、

は多勢だが、新たな生きる思い想いを靴にこめて、生き方、暮らし方、仕事の

しかたを創る人は、どれほどいる(存在)だろう。

アートの語源をしらべるとラテン語 = ars = アルス (自然に対置される人間の

「技」や「技術」を意味)。英語の「art」はこのラテン語「ars」に対応し日本

語は「芸術」と訳されている。

面白いのは、英語「art」 の形容詞形「artificial」は、「わざとらしい」とか

「人工的な」という意味をもつが、その反意語は「自然な」という意味を持つ

natural である。

つまり、英語の art は、「人工」や「わざ」といったニュアンスになる。

art と naturel を対位して、手づくり靴をのつくり手を概観すると、この2つ

に分化できる。

あなたは、どちらに属していますか・・・つづく

(暮らしの靴手房・moge 塾にて)

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2014/0806 pm 04:30

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