2005/ Jun _ 10

希望という地平 16

手づくり靴をつくりたい人たちと一緒に靴をつくる [場] をつくる。

[場] ができると、人が集まり仕事がついてくる。

今、モゲワークショップではワーカーズが33人、ディヤーズが250人、OB

のワークアップ15人とワーカーズのOBの分まで加えると1000人は下らない人

たちが、自分の履く靴を、自分でつくっている。

これはあり得ないことだが、世の中の人たちが、みんな靴は自分でつくり

「靴匠」「靴作家」「シュークリエイター」「シューマイスター」

「スキル オブ アーチザン」などと専門家ズラをして高いところに鎮座して

いる人たちを引きずりおるさなければならない。・・・と思っている。

暮らしだからこそ自分で考えて自分の想いで暮らすのであって、

専門家に暮らしを弄りまわされることはない。

「若手靴職人 SHOES + ART 作品展」に参加した人たちなども、素人の見事な

靴を、けして認めようとしないだろう。

なぜなら認めてしまうと、「靴匠」「靴作家」「シュークリエイター」「シュー

マイスター」「スキル オブ アーチザン」と名のるのがおこがましくなるはず

だ。

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手づくり靴は、みんな無名の「クツのつくり手」にする、

これがモゲワークショッブがもとめてきた手づくり靴の新たな仕組みなのだ。

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モゲワークショップは、このことを15年積み上げてきた。

手づくり靴のもうひとつの仕事は・・・

手づくり靴の技法は、グッドフイッティングとグッドウォーキングの融合技法と

考えるのは、長年バッドフィッティングの靴で歩行障害に苦しんでいる人の靴を

つくること。これは手づくり靴でなければならない仕事の領域のはずだ。

既製靴、手製靴では、手に負えない分野である。

この15年間、足に問題をかかえている人たちと向かいあいながら、

どのような経緯で手づくり靴が進展してきたか、少しふれてみよう。

つづく。

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